鞠二月二日堂

詩と芸術のブログ

レエン・コオト

詩作メモ

 街の小さな本屋さんで文庫本の棚を眺めていると芥川龍之介安部公房の作品が並べて置かれていることがよくある(これもなにかのご縁で…)。

 芥川龍之介「歯車」と安部公房『カンガルー・ノート』、このふたつの作品はまったく似ていない。でも、どこか遠くで呼応しあっている気がしている。どちらともが、ありふれた日常の情景からはじめられ、日常では起こりえない(体験することのない)恐怖=怯えで終えられる。

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